キッチンリフォーム は2020年5月に行ったキッチンのリフォームとリフォーム後についてをご紹介。
2020年の5月に行ったキッチンのリフォーム。
メーカーは「TOTOのザ・クラッソ」
この記事ではザ・クラッソの詳細と狭くて小さいわが家のキッチンをどのようにリフォームしたのかをご紹介していきます。
うちで使用したカタログは2019.12月(2020.2月発売予定のもの)
TOTO公式 ザ・クラッソ
現在のオンラインカタログはこちら
リフォームしたのが2020年なので現在のカタログとは多少違う部分もありますが
比較しながら解説していきます。
もくじ
わが家のキッチンの広さは2.6畳
わが家のキッチンは2.6畳とコンパクトサイズ。
現在住む部屋はそもそも賃貸として作られたためキッチンの作りは他の賃貸部屋と全く同じ仕様。
リフォーム前は狭いうえに使い勝手が悪く好きになれないキッチンでした。
2020年にようやくキッチンをリフォームし不便だった頃に「こうだったらいいのに」と思っていた部分を出来る限り改善。
広さは以前と変わりませんが狭くても動線が良くなり収納も増え自分の「欲しい」と「こだわり」がしっかり詰まったキッチンに仕上がりました。
2020年にリフォームして4年近く経ったけど「こうすれば良かった」と思うことはあっても「必要なかった」という後悔はありません。
そもそもが「狭くて余計なオプションが付けられなかったから」というのもありますけどね😓
「TOTOシステムキッチン/ザ・クラッソ」
TOTO 「ザ・クラッソ」
TOTOの最上位クラスキッチン「ザ・クラッソ」は美しさと使いやすさを追求。
上質なクリスタルカウンターが暮らしに美しく調和。多彩な先進機能も兼ね備えた心ときめくキッチン。
価格帯:110万円(税込)〜 I型おすすめプラン間口2550mmの場合
【TOTO公式】光のキッチン ザ・クラッソ
現在のカタログと商品はこちら
キッチンカタログ ザ・クラッソNo.1950 ミッテNo.2233 改訂年月: 2023年9月
使用したカタログは2019.12月(2020.2月発売予定)のもの
ここから下記詳細は【No.1950 改訂年月: 2023年9月】のカタログを元に解説しています
ザ・クラッソのフロアキャビネットは大容量
フロアキャビネット(コンロ下収納・シンク下収納)を選ぶ。
手を伸ばせば、使いたいとき使いたいものが取り出せる工夫が満載の大容量キャビネット。
ザ・クラッソのフロアキャビネットはデザイン・種類が豊富で自分の理想の形にカスタマイズすることが可能。
キャビネットなどの収納系はキッチンリフォームの中で一番悩み時間をかけて考えた場所。
便利オプションを付ければその分値段は上がるけど、収納に限っては便利を捨ててケチったら年を取ってから後々絶対後悔する。
多少費用は掛かっても思い切って便利にした方が「これからの自分に絶対良い」と思い収納だけは扉カラーやパネルのようにケチらず「これ!」と思ったものを選ぶことにしました。
わが家の選んだものとは仕様・デザインが変更されている
ザ・クラッソにリフォームしたのは2020年の4年前で現在はカラーも増え水栓もタッチレスになるなど便利さがさらに進化しています。
「フロアキャビネット」も4年前のと比べデザイン・仕様が大幅に変更になっていました。
リフォーム前キッチンがあまりに使い勝手が悪すぎて、リフォーム後ザ・クラッソの収納力の凄さに感動しましたが現在のカタログを見てさらにフロアキャビネットの収納力が増しているようでめちゃくちゃいいなぁと思いました。
こちらがわが家がリフォームした以前のフロアキャビネット(カタログ:2019.8月)
こちらが現在のフロアキャビネット(カタログ:2023.9月)
引き出しのサイズがガラッと変わり、コンロ下は1段だった引き出しが2段になっています。
以前ではこのコンロ下の2段引き出しはオプションで別途料金が必要でしたが今は「基本仕様」となっているようです!
うちの場合シンク下・コンロ下の下部引き出しを開けると内部に一段スライドレールの収納個所があるので内部は2段収納にはなっていますが、別々の引き出しとなってる方が収納力がさらに増え取り出しやすさも格段に上がったんじゃないかと思います。
シンク下上部引き出しは以前「小物ポケット」という細々したものを入れる個所でしたが、現在の上部は通常引出しとなってかなり多くの物が収納可能な仕様になってます。
以前の仕様である「小物ポケット」も便利ですが、現在のキャビネットのつくりの方が間違いなく良い!とても羨ましく感じます。
フロアキャビネットの特徴でわが家のキッチンと仕様が同じところ
キャビネット内のカラー【ホワイトorダークグレー】が選べる。(うちはホワイトを選択)
衝撃吸収サイレントレールでゆっくり閉まる仕様。
高さ6cmに設計した「けこみ」
国内最高水準の低ホルムアルデヒド素材。ザ・クラッソは上位規格の「F☆☆☆☆」です。
フロアキャビネットの特徴でわが家のキッチンと仕様が変更になったところ
引き出しの底板はお手入れしやすいステンレス仕様(わが家は以前の仕様のメラミン製)
収納の外部デザイン・内部仕様がわが家のキッチンとは大きく変更されています。
収納力、間違いなくアップしてますね、これは羨ましいなぁ(´ω`)
フロアキャビネットの基本仕様
各箇所のキャビネット紹介
各箇所のキャビネット紹介【画像紹介している箇所は全て基本仕様となります】
上記基本仕様以外に「下段スライドレール付き引き出し」「開き扉仕様」「3段引き出し」「1段引き出し+開き扉」「グリルレスコンロ用収納」などなど・・・。
様々なデザインのフロアキャビネットが用意されているのでライフスタイルに合うデザインにカスタマイズが可能。
*注)基本仕様以外のオプションをプラスすると【追加料金】がかかります。
年を取った時の自分を考えて
今は引き出しが2段になっているのでわが家で採用した中引き出しというものは無くなってますが
その中引出しを連動式にしたりスライド棚にしたりとフロアキャビネットは年を取ってからも使いやすいように10万円近いオプションを採用しました。
連動式だと引き出しを引き出す際に中引出しも一緒に飛び出してくれるのでいちいちしゃがんで引っ張り出さなくて済むのがラクです。
60代70代になった時の自分を考えて多少お高くなっても収納に関してはケチらず良いオプションにしたほうが良いんじゃないかと思います。
コンロの右横・小引出しについて
「コンロ横小引き出し」はそのままの基本仕様だとシルバーになります。
もしもフロアキャビネットと同色の扉カラーにしたい場合は「+2000円」かかりますが「扉材仕様」オプションにすることをおススメします。
うちはこのコンロ右横の小引き出しを「扉材使用」にして全体の統一感を持たせました。
シルバーならコンロとの統一感は出ると思ったけど、扉材と同じにして良かったと思ってます。
L型コーナー用フロアキャビネット
「L型コーナー用フロアキャビネット」はそのままの基本仕様だと「棚板式」になります。
わが家は間口が狭いのでこの基本仕様の棚板しか選べませんでしたが、L型コーナー用フロアキャビネットには他に棚板等が無く床にそのまま置ける
「ユーティリティ」にすることも出来ます。
カウンターの高さでキャビネット内の高さも若干変わる
キッチンカウンターの高さによってフロアキャビネット内収納の高さに若干違いが出ます。
キッチンカウンターの高さは基本仕様が「80cm」「85cm」「90cm」の3段階、使う人の身長やライフスタイルに合わせて高さを選ぶことができます。
高さ寸法が複数記載されている箇所はカウンターの高さごとの寸法です。
赤丸のついた部分がカウンターの高さによって数値が変わる部分、「開き戸」を例にするとカウンター高80cmは「内部高530」
カウンター高85cmは「内部高580」カウンター高90cmは「内部高630」になります
「ザ・クラッソのフロアキャビネット」を4年使ってみて
リフォーム前は開き扉の収納だったためか引き出し式になって物の取り出しや確認がとてもラクになりました。
排水溝が邪魔して収納空間が半分潰れるようなシンク下収納もザ・クラッソになってから収納力は桁違いとなりました。
各箇所に収納している調理器具や調理グッズの詳細は改めて別記事でご紹介していきます。
シンク用フロアキャビネット
シンク下フロアキャビネットの上部は小物収納ポケット。
軽量スプーンなど頻繁に使用するこまごまとした調理グッズを収納。
下部は中段と下段の引き出しとなっていて頻繁に使用するボウル・バット・包丁・粉ふるい・チョッパー・グレーターなどの調理グッズを収納。
頻繁には使用しないお菓子作りなどの調理グッズはシンク上部分のウォールキャビネット(吊戸棚)に収納しています。
調理スペース用フロアキャビネット
調理スペース用フロアキャビネットの上部は奥行のある引き出し。
カトラリーボックスが付属されていましたが、この引出しは調理器具やカトラリー類は収納せずわが家は上下ともに調味料類を収納。
上段は高さは無いのでわが家では低めの調味料類を入れています。
調理スペース用フロアキャビネットの下部は高さと奥行のある引き出し。
下部引出しを引くと中段部分も一緒に出てくるオプションを付けました。
わが家では中段の飛び出すトレーは引っ張り出して使用してますが引っ込めれば下段に高さのある調味料を収納することが可能(一升瓶の酒やしょうゆ等)
中段・下段は粉類やパン粉、乾物・砂糖・塩などを全てフレッシュロックに入れ替えて収納
他の収納場所に口を開けた粉類をしまっておかずに済むので助かってます。
残量も分かるので無くなりそうになったら買うようにして「何個もある」という無駄買いを減らしてます
L型コーナー用フロアキャビネット
L型コーナー用フロアキャビネットは開き戸で基本仕様の棚板仕様。
奥行はあるけど奥の方はまったくもって手が届かず、下手な入れ方をすると二度と取り出せない可能性もあり特にうちのL型は間口が最小の為左側の扉が小さいため取り出すのも少し手間がかかる。
この収納はどのように使うべきかなかなか決められなかった難しい箇所でした(L型吊戸棚も同様に難題でした)
4年経ったL型収納の現在が完成形・・・というかもうこれ以上思いつかない(笑)
上段は取っ手付きボックスを奥に配置して取り出しやすく。
開けてすぐの場所はオイルポットを、さほど使わないストック品は奥の方に収納しています。
L型収納下段はお米や重たい調味料や背の高い食材(パスタなど)を収納。
100均のやわらかいファイルボックスなら隣の物とぶつかってもしなるのでしまいやすく取りだしやすい。
コンロ用フロアキャビネット
コンロ用フロアキャビネットは引き出しは見た目1段ですが中は2段式になっています。
上段は高さの低い物、下段は高さのある物を収納することが出来ます。
コンロ横の小引出しは奥行があるので調味料やキッチンツールなどをしまうのに便利です。
リフォーム前は開き戸で幅も狭く本当に使いづらかったコンロ下の鍋収納。
今は引き出し式になって憧れだった鍋を立てて収納も出来る!使いたい鍋がサッと取り出せるのが本当に嬉しい♡
内部引出しは立てられない鍋を収納、鍋類収納はコンロ下のここだけと決めてるのでスペースを無駄にせず収納が出来る狭いキッチンに有難い「取っ手の取れるティファール」を使っています。
内部収納はゆっくり引き出せる安全仕様、立てて収納出来ないタイプの鍋を置いています。
内部収納に干渉しないよう下段の「立てて収納しているフライパン」は斜めにしています(22cmは大丈夫だけど24cm・28cmフライパンは普通に立てるとぶつかってしまう)
鍋収納はこのスペースのみですが、12個の鍋やフライパンが収納されています。
これだけあれば一般家庭としては十分、収納部分は小さめでもすべてが取り出しやすく使わない鍋などありません。
薄型のファイルボックスを入れてシリコンスチーマーを二つ、28cm以上用のティファール鍋蓋とココットプレートを収納。
幅と深さがある炊飯鍋だけはコンロ下収納には入らずコンロ上に置いたままか隣接するカウンター上に置くことがほとんど。
最初の頃だけはどうにかしまえないか考えたけどもう炊飯器って思うことで出しっぱなしも気にならなくなりました。
コンロ横の小引出しは軽くプッシュすると出てくる仕様となっています。
ここは普段はあまり使用しない調味料を収納、GABANやS&Bのボトル調味料が横に二つ並べられるサイズ。
フレッシュロックのスパイスボトル(10.4cm高)は入りますが高さのある調味料は×、溝のある部分なら仕切り板の移動が可能
2.6畳×最小間口のシステムキッチンだけど無駄買いしなきゃ十分な収納力
収納箇所が限られているので欲しいと思う物があったとしても「収納出来るかどうか」チェックして収納する場所が確保出来なければ諦めることもあります。
しまえる場所があれば「あれもこれも」とつい買ってしまいそうですが、収納が少ない狭いキッチンであるからこそ「余計な物は買わない」ってことが出来るのかもしれません。
片付け動画は好きでよく見てますが、同じ商品をいくつもストックしてる人や賞味期限が切れてる商品をずっとしまいこんでる人のおうち(キッチン)って広いしめちゃくちゃ収納あるんですよね。
もちろん広いに越したことはないけど、置いているものすべてを把握出来る狭いキッチンの方が私には合っているみたいです。
場所場所で収納する物は決めているので鍋収納に調味料とか、調味料収納に鍋やボウルなど関係ないものは置かないようにしています。
私は何も置かない無機質なキッチンにはまったく興味が無くて頻繁に使うものは無駄なアクションを省いてサッと出せて、いろんなアイテムが表に出ていて生活感はあっても可愛くて温かみのあるキッチンが大好きでそんな場所にしたいと思っています✨
フロアキャビネット以外にも調味料やキッチンツール、調理器具などを収納している箇所はありますがそれはまた別記事でご紹介します。
ザ・クラッソのシミュレーションでお気に入りのカラーを探す
TOTOのカラーシミュレーションではキャビネットや吊戸棚などのカラー見本を好きに選んで組み合わせることが出来ます。
私はこれを利用してバニラウッドに決めました。
無難人間なのでオプションのコーナーキャビネットも同色にしたけど違う色にすることも可能なのでシミュレーションでいろいろ試してみてください。
\\ キッチン以外の浴室・洗面所・トイレのシミュレーションも出来る //
リフォームして4年、L型の2.6畳小さいキッチンの使い心地は?
キッチンビフォーアフター(リフォーム前とリフォーム後)
この換気扇掃除が本当に大変でした・・・💦
廃墟のように扉がボロボロなのはレンガ柄リメイクシールをリフォーム前に剝がしたから💦
どうせ廃棄するんだから丁寧に剥がす必要なかったなと後になって気づいたけど・・・。
少しでも可愛くしようとリメイクシールを貼ったり取っ手を交換したけど不便さに変わりはありませんでした。
2.6畳しかないけど小柄な私には何でも手が届く最高に便利な空間
ザ・クラッソのL型にして以前は小さすぎて苦労していた調理スペースが広がって本当に便利になりました。
前が酷すぎたためか何の不満もなく毎日快適です。
2.6畳とコンパクトなキッチンですが小柄な私には必要なものが何でも手が届く範囲に収納出来て便利。
通路は80cmと狭いけどL字なので娘と料理するのも窮屈さは感じません。
しまう場所が多ければあれこれ買いたくなるけど収納が少ない分必要な物しか買わない(買えない)で済むので私にはこのくらいの広さが心地よいです。
各メーカーのショールームを見学してみよう
実はわが家ではどこのショールームにも行かずカタログだけ見て決定したため他メーカーのキッチンは全く分かりませんが、以前が酷かったのでTOTOに限らずどのメーカーを選んでもきっと満足してたと思います。
ただ水まわりリフォームはかなり高い買い物、ショールームに行ってない私が言うのはなんですが後から後悔したくないという方はカタログだけでなく様々なメーカーのショールームに行き実物を見て触ってプロの方からアドバイスをいただいた方が間違いないと思います。
カタログのほかに実物を見て触れることが出来るショールームに行くのもおススメです。
キッチンリフォームに伴い購入したアイテム
tower 伸縮レンジラック タワー ( 山崎実業 タワーシリーズ ホワイト ブラック )
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